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精神疾患のケアができる音楽療法士を育成する

ドイツ音楽療法センター設立目的の1つに”精神疾患のケアができる音楽療法士の育成”というものがあります。

これはドイツのスタンダードな音楽療法そのものがこの目的のために成り立ち、発展を続けているわけで、だからこそ医療セラピーとして確立しているのですが、その方法は精神力動といわれる心の無意識の葛藤を重視したもので、日本ではまだこの理論を土台とした実践はあまり行われていません。

まだあまり行われていないと断言できる理由は、日本の大学で教えられている音楽療法の学生や先生までもが、サイコダイナミックのテクニックについてほとんど知らないことからも分かる通りです。

日本で音楽療法といえば、作業療法の1つとしての位置づけが多く見られますが、ドイツではしたがってまったく異なる手法を持っていることがお分かりいただけると思います。

ここでは音楽する楽しさよりも、セラピストとの関係性がセラピーの進み具体に影響を与えるので、このセラピストには長いトレーニングが必要になるのです。

音楽療法と一言でいっても、そこにはいろいろな手法があり、音楽療法士はそのいろいろな技法を身につけてクライエントによって使い分けることが理想とされています。




テーマ: セラピー&ヒーリング | ジャンル: 心と身体