前回の研修からなんと!5年も経ってしまっていました。
そんなに時間が空いてしまっているとは思ってもいませんでしたが、ドイツ音楽療法センターとしては久しぶりのドイツ研修となりました。
やはり、現場を見るのは刺激的ですね。普通の旅行者では気楽に入ることはできないであろう医療施設の中をくまなく見学し、職員やソーシャルワーカー、音楽療法士から仕事の様子や医療制度などのお話が聞けました。
お馴染みの”即興ワークショップ”がありながら、さらに個人セラピーやグループセラピーの時間を設けることができたのは、いままでにない試みでした。
その会場として「Freies Musikzentrum」を開放して頂けたのが、本当にありがたいことでした。
ここは、ミュンヘンで唯一音楽療法士を育成している教育機関。
ドイツ音楽療法センターも同様のカリキュラムやプログラムを持ち、質の高いセラピストを養成することを目指しているのです。ここと交流できたことは、今後の私たちの活動にとって有意義な展開を期待できるのではないかと思います。

できれば来年、ハンブルグ研修をしたいと思っています。
次回の日程を早めに告知できるように、今から準備を進めています。