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「音楽心理療法のための講習会」が終了しました

3日間行われた「第1回 音楽心理療法のための講習会」が無事に終了しました。

終了と同時に、ご成功おめでとうございます!という言葉を受講生や関係者から頂戴しました。

参加者のみなさんにとって、この3日間が実りある日々であったことを願います。

ワークショップコースは募集開始と同時にほぼ満席の状態となりました。

この音楽心理療法に関心が集まり、そして自ら「心理療法的アプローチ」を体験する今回のような一般の人にも開かれた機会をさらに多く提供したいと思っています。

今回参加できなかった方々には、次の機会にお会いできるのを楽しみにしています。

次回は2020年12月26日~28日を予定しています。



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ドイツ音楽療法センター スタッフ写真

講師およびスタッフの秘蔵写真を公開!

みなさんいつもありがとうございます♡♡♡

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7/13-15 「第1回音楽心理療法のための夏期講習会」開催します

心理療法的音楽療法のための「夏期講習会」が東京・東久留米の聖グレゴリオの家で開催されます。

3日間の中で「音楽を通して自分を知る」ことを深めていきます。

音楽療法の講師は全員海外で学び資格を取得した現役音楽療法士です。

1部の講座にはまだ空きがあります。

お問い合わせ先:聖グレゴリオの家
東京都東久留米市氷川台 2-7-12
聖グレゴリオの家
電話:042-474-8915(月~金 9:00-17:00)
FAX:042-474-8832

https://st-gregorio.or.jp/sommerkurs_musiktherapie_2019/
https://www.gmtc-jp.com/sommerakademie2019/

音楽療法公開講座「演奏に対する不安を解消するためには?」

7月13日~15日の3日間「音楽心理療法のための夏期講習会」が開催されます。

会期中に公開講座「演奏に対する不安を解消するためには?」が一般公開することになりました。

◆ 日時:2019年7月13日(土)10:10~12:10
◆ 場所:聖グレゴリオの家(電話:042-474-8915(月~金 9:00-17:00)FAX:042-474-8832)
◆ 聴講料:1,500円(税別)
◆ 申込方法:問い合わせフォーム https://st-gregorio.or.jp/inquiry/


聴講をご希望の方は,「題名」欄に「公開講演会聴講希望」,「メッセージ」欄に,お名前とご連絡先をご記入のうえ,「聖グレゴリオの家」に事前にお申し込みください。

なお,「音楽心理療法のための夏期講習会」の「レクチャーコース」には,まだ若干のお席の余裕がございます。ご参加ご希望の方は,講習会のご案内ページをご覧のうえ,ご応募ください。

◆ 講師紹介 小宮暖(こみや・だん)
米国認定音楽療法士(MT-BC),分析的音楽療法士(AMT)
桐朋学園大学ピアノ科卒業,ニューヨーク大学大学院音楽療法か修士課程修了
横浜にて個人開業,桐朋学園,国立音楽大学非常勤講師

『シリーズ講座:パフォーマンス不安の理解と対処法 2019』 

小宮暖さんより、パフォーマンス不安のシリーズ講座開催のお知らせが届きました。
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『シリーズ講座:パフォーマンス不安の理解と対処法 ~音楽療法からのヒント 2019』

昨年、桐朋学園の授業や名古屋音楽大学の特別講座でもご好評を頂きました。本講座、今年はさらにバージョンアップして開催いたします。

パフォーマンス不安とは、自分が評価される状況において感じる不安のことを言います。本講座ではパフォーマンス不安を感じた時、自分にどのような症状が現れるか、それらにはどのような原因が考えられるか(特に心理的な弱さが生じやすい成育歴的な原因)を理解し、また対処法として音楽療法の介入や、呼吸法・瞑想法などの短期・長期的なテクニックを紹介します。

さまざまな芸術やスポーツに関わる中で自己のパフォーマンスに不安を抱えている方はもちろん、日常生活のちょっとした場面(電話での会話、初対面の人や異性との会話、人前でのスピーチなど)で緊張から行動が制限されてしまうと感じている一般の方、または単純にこのテーマについての理解を深めたいという方など、どなたでも参加して頂けます。

目標:
・パフォーマンス不安とは何かを知る
・パフォーマンス不安の症状を理解する
・パフォーマンス不安の原因を探る
・パフォーマンス不安の対処法を体験する

本講座シリーズの構成は、基礎講座と、A~Gのテーマ別講座に分かれています。初めての方は基礎講座、およびテーマ別講座の中からご自身に合っていると思うものを少なくとも一つお受けください(昨年に本講座をお受けになった方は、基礎講座を飛ばしてテーマ別講座からお受けいただいてもかまいません)。

基礎講座
パフォーマンス不安の症状や原因について理論的な情報をお伝えします。ご自身のパフォーマンス不安がどのような原因から生じているのか、ご自身である程度の見立てを行って頂ける内容となっております。

テーマ別講座
症状を形作るテーマ(原因)別に構成しております。基礎講座で深めた理解を元に、ご自身のパフォーマンス不安に関連していると思われるテーマについて扱う回をご自由に選んでお受けください(いくつでもお受けいただけます)。
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各講座の詳細

基礎講座
目的:パフォーマンス不安の症状と原因について理論的理解を深める
本講座は症状や原因についての理論的な講義を中心に、グループディスカッションや講師とのやり取りを通じて不安の原因や必要な対処法の方向性について理解を深めて頂きます。またご自身の不安原因を調べて頂けるアセスメントシートもお渡しします。

テーマ別講座

A. センタリング―落ち着いたこころと身体の基盤を作る

パフォーマーが自分を通して何かを表現する時に、まず必要なスキルのひとつとして自分の内面世界とつながるということが挙げられます。内面とのつながりを作るには身体がその入口となります。人は生まれて母親に抱っこされる中で、この世界は安全で信頼することができ、自分が祝福されている存在であるといった感覚を身体で感じます。それが後には精神的な安定性の基盤にもなって行きます。何らかの事情によってそうした体験が十分に得ることができない場合、その人の根底の部分で不安定さや不安感が生じたり、内面に注意を向けることの難しさにつながることがあります。人前でパフォーマンスをする時に、不安に圧倒されることなく思いっきり実力を発揮できるようになるためには、この基盤となるこころとからだの落ち着きをどう作って行ったらよいのでしょうか? 

この講座では、自律神経や脳科学的な視点から見た不安症の原因と、心身の安定的な基盤を作るための方法として、呼吸法・気功・瞑想法など、日々のトレーニングとして長期的に取り入れてご自宅で実践して頂ける技法をお伝えします。

B. Being/Doing モードの切り替え―聴衆とのポジティブなつながりを作る

人間が世界を経験する意識のモードには、大きく分けてDoing(すること)とBeing(あること)があります。 Doingモードは能動的で、比較・判断・評価など分析的な知性の働きを用い、目的達成に役立つ手段に使えるかどうかという視点から物事を捉えます。一方、Beingモードは受動的であり、対象を見る時に、ある目的達成の手段としてではなく、それ自体に価値のあるものとして捉えます。

練習や作品を仕上げていく段階ではDoingの意識は必要ですが、パフォーマンスの段階ではどうでしょうか? 一般にパフォーマンスというと能動的(Doing)なイメージがあるのではないでしょうか? ともするとパフォーマンスを、習得した内容のタスク処理がいかに上手くいくか、といったDoingの意識のみで捉えてしまいがちですが、実はよりよいパフォーマンスが生じるためには、そうしたDoing的なタスク処理をしつつも、どれだけ受動的(Being)な意識に身を置けるかどうかがポイントになります。比較・判断・評価したりする意識を鎮め、現在の時間や作品の世界に没頭し、完全に味わうBeingの意識に身を置いてこそ、結果的にはタスク処理も努力なしに流れるように運びます。

この講座では音楽療法のワークを通し、Beingの状態を体験するとともに、聴衆とのポジティブな関係作りに必要な「内から外へ」と向かうエネルギーの循環(他者からの評価や自分がどう見えているかなどが気になっている状態では、逆に「外から内」の流れになっています)をどう作るかを学びます。

C. 自我コントロールを手放し、音楽的自己を解放する

乳幼児が自分の中に湧き上がってくる感情を恐れることなく自由に表現できるようになるには、母親によって抱っこされ、さまざまな感情の動きを反映されたり共感されたりする必要があります。このような母親の機能は精神分析家のウィニコットによってホールディング(抱っこ)と呼ばれました。ホールディングが十分でないと、子供は自分自身でそれらの感情をホールドする必要が出てくるために、心身を緊張させる習慣や、物事に対する過剰なコントロールといった性質が生じることがあります。

音楽的自己を解放し、感情表現の豊かな自然な演奏をするには、自我によるコントロールを手放すことが必要となってきます。この講座では、声と身体を使ったワークを通じてこのテーマに触れると同時に、普段の練習からそうした姿勢を取り入れる方法として、ジャズピアニストのKenny Warnerが提唱しているEffortless Masteryの練習法をお伝えします。

D. インナーチャイルドの味方になる

ほど良い成育環境の中で受容や承認を与えられながら育つと、子供は等身大の自分をOKと感じ、自発性や意欲を発揮して世界を探索するようになります。否定される体験や条件の付いた限定的な受容によって制約がかかると、自分はそのままではOKではないという自己否定的な態度が根底に取り込まれやすく、過度の努力(自己承認)や、他人に認めてもらいたい(他者承認)といった気持ちが強く働きすぎて空回りすることがあります。このように幼少期に親から取り入れた自分自身への態度が、今も負の作用として働いている場合は、その「内なる子供(インナーチャイルド)」の育て直しを今の大人の自分が引き継いであげることでしだいに解放していくことができます。この講座では、今の大人の養育的な自分がインナーチャイルドの一番の心強い味方になってあげられるよう、両者の対話を促す声を用いたワークをご紹介します。

E. 内なる批評家

人は育ってくる過程において、両親や周囲の大人達や社会から、さまざまな価値観、ルール、禁止事項などを取り入れて自己の一部とします。こうした心の働きをフロイトは超自我と呼びました。「認めてもらえないのではないか」「人は自分の演奏を批判的に聴いているのではないか」「下手だと思われるのではないか」など、パフォーマンス不安の大きな症状のひとつである否定的思考は、こうした超自我の声と言えます。

この講座では内なる批評家(超自我)のルーツを探ると共に、それと良好な関係を作る方法、また否定的思考の扱いや、それらから自らを切り離す方法についてお伝えします。

F. 自我機能の問題

ここでは自我機能とは、意志力、注意力、判断力、感情コントロールなど、不安感情などのより本能的な心の動きに対して自分で自分を律していく心の作用のことを指しています。本番で実力を発揮するにあたっては、自分の内側や外側の環境から生じてくる平常心を乱すような要素に対して、意識的に自らをコントロールし、すばやく平常心を取り戻したり、パフォーマンスそのものに再フォーカスするなど、自我機能が柔軟に対応することで対処できる面があります。

この講座では、自分をじゃまする外的要素がある中でいかにして注意力を保つか、リハーサル方法、演奏前にどのような意識上の目標を持って臨めばよいか、ミスが起こった時の回復ステップ、3つのサウンドスペース間での注意力の動かし方などをお伝えします。

G. 準備不足・技術的な問題

パフォーマンス不安の原因のひとつとして意外によくあるのが、十分な準備が足りていなかったり、自分の現在の処理能力を上回るタスクを行おうとしている、など準備や技術に関する要素が絡んでいる場合があります。上手くできないと自分でもわかっていることを人前で行わなければならないとしたら、誰しも不安を感じることは自然なことでしょう。この理由は単純と言えば単純なのですが、ではどうして準備がうまくできないのか、とより深く見ていくと、そこには練習時に不安や葛藤を感じていることから注意散漫になっていたり、創造力が働かず効果的な練習法を思いつけていない、あるいは逆に機械的な練習や非効果的な練習を過度にしているなど、練習の質を確保する妨げとなる心理的な要素も絡んでいることがあり、練習不足の問題は一概にそう単純でもないことが分かります。

この講座では、参加者の皆さんが練習の上で抱えている課題などを当日に伺い、それに対して私が普段実践し効果を感じている方法(タスクマネジメントの方法、暗譜法、練習法など)で役立つと思われる内容を共有させて頂きます。

*本講座シリーズはパフォーマンス不安について理解を深め、その対処法について体験して頂くことを目的としております。より本格的に状態の改善をご希望の方は音楽療法の個人セッションをお受けになることをお勧めしています。

場所:横浜市(京浜急行:上大岡)
料金:各講座 8000円(税込み) 定員:1名~5名

割引
複数回お申し込みの方は下記の割引料金になります。
3回以上で総額から-¥1000
5回以上で総額から-¥2000
全講座(7回)お申込みで-¥3000

基礎講座(2時間~2時間半程度をみてください)
6月24日(月)17:00~
6月22日(土)10:00~
6月29日(土)10:00~
7月6日(土)10:00~
7月27日(土)10:00~
8月3日(土)10:00~

テーマ別講座(2時間半~3時間程度をみてください)
講座A:6月29日(土)13:00~
8月3日(土)13:00~

講座B:6月29日(土)16:30~
8月3日(土)16:30~

講座C:7月6日(土)13:00~
8月17日(土)13:00

講座D:7月6日(土)16:30
8月17日(土)16:30~

講座E:7月20日(土)13:00~
8月31日(土)13:00

講座F:7月20日(土)16:30~
8月31日(土)16:30~

講座G:7月27日(土)13:00~
8月31日(土)10:00~

お申込み・お問い合わせは下記までご連絡くださいdkdogen@hotmail.com
またはメッセンジャーでもOKです。

講師プロフィール

小宮暖(こみやだん)
桐朋学園大学ピアノ科卒業
ニューヨーク大学大学院音楽療法科修士課程修了
NY Analytical Music Therapy Institute 訓練課程修了
米国認定音楽療法士(MT-BC)
分析的音楽療法士(AMT)
個人開業:分析的音楽療法の部屋『音の庭』
桐朋学園大学、国立音楽大学 講師
ドイツ音楽療法センター、グレゴリオの家/臨床音楽セラピスト養成科 講師
HP:http://amt.p1.bindsite.jp/
youtube channel:https://www.youtube.com/user/DanKomiya/